<中級者>後編
木材塗装のテクニック教えます!
前編で塗料の種類も理解し、後編ではいざ実践していきます。
でもちょっとまって。
さぁ、塗料を買った。塗るぞ!となったときに
「あれ?刷毛買ったっけ?」「あれ、マスキングテープ買った?」となり、
またコーナンと自宅を往復する。
そんなことにならないよう必要なものを一緒に買いましょう!
塗るのに必要最低限のものをあげておきました。
【絶対必要】
・塗料
・紙やすり
・トレイ
・ローラー(面積が大きい場合)
・刷毛
・うすめ液(油性塗料の場合)
【あるといいもの】
・ブルーシート
・マスキングテープ
・軍手
ステップ1:表面をキレイにする
塗装するものをしっかり乾燥させたあと、
紙ヤスリなどを使って、表面を滑らかに整えましょう。
これをやるだけで仕上がりが全然違います。
木材の毛羽立ちなどがあっては、仕上がりが美しくなりません。
表面の汚れを落とすことで塗料の浸透率が違います。
めんどくさい作業ですが、
これはしっかりこなすようにしましょう!
手でやる場合は何かいらない角材に巻きつけると
力が均等にかかり、キレイに削ることができます。
自動研磨機(サンダー)などを使ってもいいですね。
あまり強く押し付けないように注意して使ってください。
結構ゴリゴリ削れるのでやりすぎると表面が凸凹になります。
ステップ2:塗料の準備をする
塗料は、中で顔料などが沈殿している場合がありますので、缶を開ける前によく振っておくか、
よく混ぜてから使うようにしましょう。
広い面を塗るときは、ローラーが便利です。
ローラーなどを使うときは、トレイに塗料を出しましょう。
このとき、勢い余ってドバッと出してしまわないようにしましょう。
塗料が足りなくなったら後から足すようにします。
塗料は揮発しますし、使っているうちに固まって
綺麗に塗れなくなる可能性があります。
ステップ3:塗料を塗る
ローラーに塗料をしっかりと染み込ませます。
ここ重要です。
染み込みが十分でないと、
塗ったときにムラができてしまう場合があります。
塗料はたっぷりと染み込ませるのがコツですよ。
木目に沿って丁寧に塗っていきます。
そして一度に綺麗に塗ろうとしないこと。
同じ場所を小分けにして何度も塗るようにすることでムラなくキレイに塗れます。
細くてローラーを使えないところは刷毛を使って塗るといいでしょう!
ステップ4:乾かしたら完成!
しっかりと乾かしたら完成です。
塗料を塗るときはしっかり天気も確認しましょう!
「せっかく塗ったのになかなか乾かないし、
面倒だし半乾きだけど2度塗りしちゃおー、えい!
あれ?なんかまだらになってねえ・・・?」
というのが筆者がやった失敗の一つでした。
皆さんはしっかり乾燥する日を選んでやりましょう!